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なぜ資産運用が重要か?

一般の人が資産運用について考え始めたのはそれほど古い話ではないと思います。なぜなら、資産運用なんて一部のお金持ちの人が考えることで、普通の人は勤務先から給料をもらい、その範囲内で生活し、そして、余ったお金は銀行や郵便局に貯金するということで不自由がなかったからです。

なぜ、不自由がなかったかと考えると、

バブル期の前までは日本経済は相当の経済成長を持続してきました。企業は従業員の給料を上げてもそれをまかなうだけの利益の伸びが期待できました。だから、給料は全体としてみればインフレを上回る速度で上昇していったのです。

バブル崩壊後も銀行の預金は魅力的でした。経済が悪化し、金利がどんどん引き下げられ実質的にはマイナスの金利になっていても、銀行の預金はマイナスにはなりません。値を下げていく株式よりも銀行に預けておくほうが賢明であったのです。

さて、今後はどうなるでしょう?それには経済の仕組みとともに社会の仕組みがどう変っていくかを見渡す必要があります。たとえば、企業については次のように考えることができます。

企業は昔ほど余裕のある状態ではなくなりました。企業の経営基盤が不安定になったというわけではありません。ディスクロジャー(情報公開)が進んで企業の経営状態はかなりの程度外部からわかってしまうことになったということです。

さらに、上場企業ではその成績が株価という形で毎日オープンにされてしまっているのです。利益が上がればその利益を株主に還元しなければ成績が下がってしまうということになります。

個人の責任も問われることになります。

公的年金に代表されるように、昔は国や企業がすべて責任を取っていてくれたものでも、個人にその一部の負担を求められるようになったということです。

確定拠出年金(保険料は一定であるが、受取る年金は運用の成果に応じて変動する年金)が導入された企業では、従業員一人一人がその運用に責任を持つことになります。

一方で、金融商品の選択肢は拡大しました。

かつては不動産に投資するといえば、お金持ちが投資用のマンションを購入するというイメージでしたが、現在では、不動産投資信託(REIT)などを通じて比較的小額から投資することができます。

国債についても個人向けの小口のものが販売され、また、利回りについても経済状況に応じて変動する仕組みのものが発売されるようになりました。

つまり、経済のパターンが変動してしまう以上に、それを取り巻く環境が変わってきているといえると思います。シビアになった企業や国と、多様化したお金の運用方法を自分で見比べながら、より良い選択肢を自分で見つけ出さないと不利益をこうむる仕組みになっていると考えたほうがよさそうです。

資産運用というと「利殖する」ことと思ってしまいがちですが、今まですべての面倒を見てくれていた親がいなくなったので少し自分で考えてみる機会を与えられたと思ったほうがいいのかもしれません。

100円のものを200円にするのが資産運用ではありません。今までと同じように銀行の預金に預けたとしても、自分で考えた結論が銀行の預金であればそれは立派な資産運用です。自分で考えて行動することが大切なことです。

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