東京海上セレクション・バランス70

ファンドの特徴

このファンドは、東京海上アセットマネジメント株式会社が運用するbaバランス型ファンドで、ファミリーファンド方式が採用されているファンドです。このファンドが投資するファンドは、東京海上アセットマネジメント株式会社自身が運用する4つのマザーファンドです。
実際の運用が行われるマザーファンドはいずれもアクティブ運用型のファンドです。一方で、資産配分の変動は『基本資産配分の±5%に抑える』と目論見書に明記されています。アクティブ運用の源泉は、株式であれば、独自の投資機会を見つけることにあるように思われます。
NISAでは、「つみたて投資枠」「成長投資枠」のいずれも利用できるファンドです。

運用パフォーマンスについては、過去5年間のデータからリターンとリスクを推定すると、それぞれ、10.07% %、10.04 %(いずれも年換算)となっています。東証株価指数(TOPIX)と比較すると、リスクは同程度で、リターンは下回っています。TOPIXとの相関係数は0.87程度になっていますので、ほぼ日本株式に投資しているファンドを前提にすれば相関はそれほど高くないといえるでしょう。三井住友DSアセットマネジメント株式会社が運用する「三井住友・DC年金バランス50(標準型)」と比較すると、シャープレシオ、ソルティノレシオを比較すると、いずれも、このファンドが下回っています。
2025年11月時点で入手可能な情報に基づいて記入しています

ポートフォリオ

日本株式51.5%、日本債券9.4%、外国株式20.0%、外国債券16.6%、短期金融資産2.4%(2025年10月末)

運用体制

東京海上アセットマネジメント株式会社

アクティブ/パッシブ

アクティブ運用

販売会社

八十二銀行、松井証券、東京海上日動火災など

資産残高の推移

ファンドは2005年12月に設定。ファンド設定来、2025年11月まで資産運用残高はほぼ右肩上がりで増加しています。2025年11月末時点で、382憶円の純資産残高になっています

購入時手数料等

福岡銀行(つみたて投資枠:ノーロード,窓口2.2%),東海東京証券(つみたて投資枠:ノーロード,1億円未満:2.2%)、第一生命(2.2%)など

信託財産留保額

0%

信託報酬

年1.3453%(税込み)

収益分配金

ファンド創設以来収益分配金が支払われた実績はありません

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このファンドに対するコメント

アクティブ運用のバランス型ファンドでNISAのつみたて枠投資を使って資産形成をしたいという投資家に向けたファンドです。分配金が支払われた実績がないことや株式への投資割合が70%と高く維持されているので、30代~50代の方が、老後の資産を効果的に積み立てたいというニーズにかなったファンドだと思います。また、インデックス運用ではなく、アクティブ運用で少しでも効果的に資産を増やしたいという投資家にも向いています。

気を付けたいポイントは、やはり信託報酬の高さです。アクティブ運用のこのファンドの信託報酬は比較したファンド(パッシブ運用)の信託報酬より約1%高くなっています。言葉を変えるのであれば、アクティブ運用で市場(ベンチマーク)を1%上回らなければ、このファンドはインデックス運用のファンドに負けてしまうということです。前述のシャープレシオやソルティノレシオといった指標は、手数料を加味した後の比較なので参考にしてみてください

ひふみプラス

リスク抑制世界8資産バランスファンド

のむラップ・ファンド(普通型)年6%目標分配金受取型

ピクテ・ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド

りそなラップ型ファンド(成長型)

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)

ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド(1年決算型)

つみたてバランスファンド

iFreeNext FANG+インデックス

野村6資産均等バランス

iFreeETF日経225(年1回決算型)

ハッピーエイジング40

つみたて8資産均等バランス

ドイチェ・ETFバランス・ファンド

グローバル・アロケーション・オープンBコース(年4回決算・為替ヘッジなし)

三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)

三井住友・資産最適化ファンド(3バランス型)

ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド

iFree8資産バランス

世界経済インデックスファンド

セゾン・グローバルバランスファンド

三井住友・DC年金バランス50(標準型)

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

Smart-i 8資産バランス 成長型

野村世界6資産分散投信(分配コース)

MHAM6資産バランスファンド

DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)

いちよし日本好配当株&Jリートファンド(年4回決算型)

コア投資戦略ファンド(成長型)

セゾン資産形成の達人ファンド

世界経済インデックスファンド

野村世界6資産分散投信(成長コース)

HSBC ワールド・セレクション (安定成長コース)

三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)

のむラップ・ファンド(やや積極型)

ダイワファンドラップ ヘッジファンドセレクト

ひふみプラス

グローバル・バリュー・オープン

JP4資産均等バランス

のむラップ・ファンド(普通型)

トレンド・アロケーション・オープン

楽天資産形成ファンド

東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)

ブラックロック・インデックス投資戦略ファンド

のむラップ・ファンド(積極型)

LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド

ファイン・ブレンド(毎月分配型)

シュローダーYENターゲット(1年決算型)

野村世界6資産分散投信(成長コース)

12月第1週の市況

2025/12/1    月

米国市場では年末商戦の時期を前に、取引量は少なかったが株式指数は上昇し、イールドも金も上昇した。Apple向けに半導体の出荷を開始すると報じられたインテルは10.2%の株価上昇。CME Groupはデータセンターでの停電のおかげで取り扱う先物商品等の取引が一時停止になったが、株価に大きく影響を与えることはなかった。欧州市場でも米国の金利引き下げへの期待感が維持され市場は値を上げた。特に、銀行指数は英国の増税に関連して値を上げ、1週間で4.5%の上昇となった。また、銅価格が史上最高値を更新したことから基礎資源関連が上昇

2025/12/2    火 

米国では、11月のISM製造業指数が7か月連続で低下し、イールドが上昇。株式市場では主要3指数ともに値を下げた。債券の代替としての機能を持つ不動産や公益の株式は値を下げた。暗号資産が値を下げ関連する銘柄もCoinbaseは5.1%値を下げるなど影響を受けた。AI半導体ソフトのSynopsysはNvidiaが20億ドルの投資を行うことを表明し、株価は4.9%値を上げた。欧州市場では、A320に品質的な問題が存在することを公表したエアバスが5.7%株価下落の影響もあり市場は値下がり。フライトコンピューターのThalesも2.2%株安に。ウクライナでの戦争終結に向けた動きが進む中、防衛関連は3.2%株価下落

2025/12/3    水

米国市場では主要3指数ともに上昇。ボーイング社は来年の737と787の出荷予定が予想を上回る見通しとなり株価は9%以上上昇。またテクノロジー株も堅調で、Apple、Nvidia、マイクロソフトなどは1%以上値を上げ、インテルは約8%株価上昇。Fedの利下げの期待は1か月前よりかなり上がっている。Warner Bros DiscoveryはNetflixを含む企業からの2回目の買収提案を受け、同株は2.8%値上がり。また、暗号資産関連も前日に引き続き値を上げた。欧州市場では方向性のない市場となり、ほぼ横ばい。トランプ政権が、Bayerが対象となっている除草剤による訴訟は最高裁判所が担当するべきと主張し、Bayer株は12%以上値上がり。Banco Santanderは子会社株の一部を売却し株価は1.1%上昇

2025/12/4    木

米国ではISMサービス指数は前月とほぼ変わらない水準であったが、支払金額は前月から顕著に下落した。また、ADPレポートでは11月の民間部門の雇用は予想外に下落。統計データが弱かったことから利下げへの期待感は維持され、株式指数はいずれも値を上げた。マイクとソフトはAI関連のソフトウェアの販売が低調で株価は3%下落。Marvell Technologyは半導体のスタートアップ企業であるCelestial AIを32.5億ドルで購入することを公表し、株価は7.3%上昇。欧州市場では金融株が下落したが、テクノロジー株が上昇し、市場全体としては横ばいの市場となった。Zaraのブランドを持つInditexはブラックフライデーの売り上げが好調で株価が8.9%値上がり。11月の欧州全体の景況感指数では製造関連が後退したが、サービス関連の伸びが相殺した形で、景況感指数は上昇した。テクノロジー関連のほか、ウクライナの和平交渉が十分なところに達していないとして防衛関連も上昇

2025/12/5    金

米国市場では、ダウは値を下げ、SP500とNASDAQはわずかに値を上げた。商務省は工場受注高を公表したが、予想より低い伸びにとどまった。Salesforceは2026年の売上・利益の予想を公表し株価は3.7%上昇。AmazonはUPSと来年の契約について検討しており、場合によっては契約を解除する事を公表。Amazon株は1.4%値下がり。欧州市場では、産業株や自動車株に牽引されて市場は上昇。自動車関連では、ポルシェとメルセデスベンツが、それぞれ、5.7%と4.4%値を上げた。 Schneider ElectricとSiemens Energyは、ブローカーの評価が引き上げれ、それぞれ、3.2%と2.5%値上がり。そのほか、SAPやCapgeminiといったテクノロジー関連も上昇

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